主のご計画に生かされて

ヨハネ15:
14 わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。
15 もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしている
   か知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたこ
   とをすべてあなたがたに知らせたからである。
16 あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。
   あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わ
   たしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、わたしがあ
   なたがたを任命したのである。

 イエス様は私たちのことを使用人、奴隷とはおしゃいません。なぜなら、使用 人は天のお父様のご計画や思いを知らないからです。わけも分からず、ただやれ、 と言われたからやっているに過ぎません。そこには展望も、目標も、希望やワク ワクする喜びはありません。

 しかし、私たちクリスチャンは神様のご計画、イエス様の願いを知っています。 バプテスマを受けたものは、人生に新しい目的が与えられます。それは主イエス 様の願いを実現することです。そして新しい力が与えられます。

 自分の力ではなく、神様のお力、聖霊のお力によって生きることができるので す。

 以前に「マスター・マインド」という言葉をご紹介しましたが、辞書で引きま すと、「偉大な知能の持ち主・指導者」その方と心を合わせるときに使われる言 葉です。

 世界一、宇宙一の指導者、偉大な知能、全知全能のお方であられるのは神様、 イエス様です。このお方と心を合わせて神様のご計画を一緒に果たすこと、これ が「マスター・マインド」です。

 イエス様は、私たちに、ご自身のお働きを一緒にやろう、とおっしゃるのです。 使用人ではありません。友として。マスター・マインド、心を1つにして共にご 計画を全うしてくださるのです。

 全米で、1500万部売れ、40カ国で翻訳されていますリック・ウォーレン の書いた『人生を導く5つの目的』という本の中に次のようなくだりがあります。

「多くの人々が自己実現のために神を利用しようとしますが、それはやめたほう がいい。あなたは神に造られました。その逆ではない。人生とは神の目的のため に自分自身を用いていただくことであって、神を自分の目的のために利用するこ とではありません。

自分に固執(こしつ)していると、やがて行き詰ることになる。しかし、神を仰 ぎ見ていれば、開放的で、広々とした自由な人生が目の前に開けてくるのであ る。」

   もし、私たちに、神様からいただくマスター・マインド、人生の目的がないと するならば、人生の試練や、困難は、単なるマイナスにしかなりません。

 私の人生があなたの人生が、単に、自分自身の個人的な目標を達成するもので あるならば、ただ単に自分自身の幸せを追い求めるものだけだとするならば、あ なたの人生にふりかかる火の粉、試練、人生の高波、は、それらはただただ、損 な出来事、マイナスの出来事、あってはならない、不平不満の種、不幸の種で終 わるのです。

 しかし、もし、私たちがバプテスマの意味をよく理解し、神様からいただくマ スター・マインドを持って生きてゆくならば、すべてのマイナスはやがてプラス に変えられます。

 昭和の初期、日本を代表するクリスチャン、三谷隆正の言葉です。 「世の人はしばしば嘆いて言う。世の中のことは、思うようにならないものだと。 しかし私は思うようにならないゆえに感謝したい。なぜなら、本当の幸福や本当 の喜びは、思わない苦しみや、願わない悲しみのうちから生まれたものであるこ とを知っている。

 そして、自分の思うようになったときに、かえって、不満や怠惰や空虚さがあっ たことを知っている。 私は自分の一生は、自分が定めたものではなく、神が定 めるものなので、自分の思うようにではなく、神の思うようになると信じている。 だから平安のうちに勇気と希望をもって生きていくのである」。

ローマ8:28
神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益とな るように共に働くということを、わたしたちは知っています。
(by 藤田 昌孝)