されど「行い」

 罪赦されて、神の家族となった私たちは、「行い」を持って主の祝福にあずか ることができます。神様の戒め、原則は、私たちが幸福になるための大切な法則 です。今この世にあって、祝福を得ようとするならば、この神様の原則、神様の 戒めを喜んで従おうとする「行い」が役立ちます。

 私たちはイエス様の十字架によって救われています。私たちの行いによるので はありません。されど、この世にあって、主の祝福を受けようとするならば、主 にある「行い」は大変役に立つのです。

「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神で す」(コリント第一3:6)。

 成長させてくださるのは神様です。行いを完成させてくださるのは神様です。 しかし、植えるのは、水を注ぐのは・・・私たちの果たすべき「行い」がそこに はあるのです。

 私たちが、「行い」を持って神様からの原則をお受けしようとするならば、3 つの祝福が実現します。

 1つは、私たちは主にある「行い」によって、イエス様の救いと、力をお証す ることができるのです。サタンの嘘、「神様の戒めは行うことのできないし、重 荷でしかない」というまったくの欺瞞を打ち砕くことができるのです。

 2つ目は周りに人々に神様の原則の光を証することができます。
「そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがた の立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである」(マ タイ5:16)。

 3つ目は、自分とその家族が祝福されるということです。詩篇1篇にあります。 主の教えを愛し/その教えを昼も夜も口ずさむ人。その人は流れのほとりに植え られた木。ときが巡り来れば実を結び/葉もしおれることがない。その人のする ことはすべて、繁栄をもたらす。

「父親が変われば、家庭が変わる、社会が変わる」。これを合言葉に今日本に広 がりつつある運動が、「父の学校」です。日本では3年前からこの運動が始めら れています。参加者の1人の赤坂さんとう方の証がハーベストタイム誌の1月号 に載っていました。

 1997年、バブル経済崩壊と共に私の会社の経営も悪化し、夫婦の関係、家 族の関係がうまくいかなくなり、その年の3月に家を出てしまいました。それか ら、周囲の人を見返してやろうと、必死で働きましたが、以前よりも多額の負債 を抱えてしまいました。

 そんな時、クリスチャンの友人が教会に行くように進めてくれました。その時 はまだ神様をよく知りませんでしたが、「神様がいるなら、助けてください!」 と必死で、祈りました。

 毎週教会に行くようになり、2000年にバプテスマを受けました。数年して から、「父の学校」を受講することにしました。受講するうちに、自分のうちに、 自分のうちに何か・・言葉では表現できない何かが変わるのを感じました。

 自分の歩んできた人生や価値観は、お金や地位、名誉が基であって、神様が中 心でなかったことを心から悔い改めました。

 それまで私は、環境を変え、人間関係を変え、仕事や住む場所を変えれば、全 てが変わると考えていましたが、学びの中で、「自分こそが問題」であることを 理解するようになりました。

 最大の問題は自分、自分自身から逃げられないし、こんな自分がいるかぎりま た同じことを繰り返し、自分で自分の人生を台無しにし続けてしまうと感じまし た。それで、神様の前で私の今までやってきた過ちをすべて告白し、「赦してく ださい」と祈りました。

 そんなとき、離婚以来、一度も連絡がなかった妻から会ってほしいといわれ、 数年ぶりに子供と共に会う機会が与えられました。実は、離婚してから下の男の 子が発作を起こすようになり、大きな病院で「小児てんかん」と診断されました が、一向によくならず、母子ともども疲れ果てていたのです。

 会った瞬間、心から素直に今までのことを「ごめんなさい!赦してください!」 と、子供と妻の前で謝ることができました。そして一緒に祈ることができました。 病気も癒されるという確信を得ることができました。

 三度目のMRI検査で、子供の左側頭部に3センチぐらいの腫瘍があることが 発見されました。手術は成功し、後遺症もなく子供は元気に学校へ行けるように なりました。

 神様は私たち家族を再会させ、そして回復の道に立たせてくださいました。私 の人生を180度変えてくださいました。私は素直な気持ちで全能の神様を認め、 「神様、わがままで好き勝手で、喜ばれない私の人生でしたが、ごめんなさい! 赦してください!そして助けてください!」と素直に祈り始めました。

 神様を信じ、感謝して、全てをゆだね、期待と喜びと感動を持って共に歩んで ゆきたいと思います。

 いかがですか。主にあって神様の原則をご自身の生活の中に生かしてみては。

「あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは 神であって、それは神のよしとされるところだからである」ピリピ2:13。
(by 藤田 昌孝)