「バビロンは倒れる」


「彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた」。」  

                          (黙示録18の2)  


 黙示録14章に続いて、18章でも「大いなるバビロンは倒れた」と宣言され 

ています。未来の事が既に起こった出来事のように語られています。神の目には、

将来の事も明らかです。私たちは聖書を通して、未来の事を見通すことが許され 

ています。この大バビロンは「一日のうちに」(8節)「ひとときの間に」(1 

0、17、19節)つまり、短期間のうちに、倒れてしまうことが示されていま 

す。誰も創造できないような形で、あっと言う間に起こることだ、と言うのです。

ちょうど東西ドイツの壁が崩れ、東ヨーロッパ及びソ連の共産主義政権が短期間 

のうちに次々と崩壊したのと同様です。これらの歴史をこの目で見た私たちには、

18章のみ言葉が一層現実味を帯びて迫ってきます。み言葉によれば、この大バ 

ビロンの倒壊は、徹底的、かつ最終的なものです。この中にとどまって救われる 

希望は全くありません。ですから天使はこの大バビロンから離れなさい、その罪 

に加わるな、と警告しています。大バビロンの特徴は、霊的姦淫、つまり世との 

妥協、結合と偶像礼拝、その本質は自己崇拝です。神を恐れ、神へのまったき信 

頼による従順を通して、神に栄光を帰する生き方が、今求められています。   

 キリストの初臨に人々の心を備えるために立てられたバプテスマのヨハネは、 

キリストの偉大さを本当によく知っていたので、謙遜でした。彼について、「各 

時代の希望」に「ヨハネは王の美しさを眺めて、自分を忘れた。彼は尊厳な聖潔 

を見て、自分が無能力で無価値なことを感じた」(上巻104ページ)とありま 

す。彼は、私たちの型であり、模範です。私たちも、切に主を知ることを求めま 

しょう。主よあなたの美しさをもっと深く悟らせて下さい。          

                             (by 明智信作)