「愛の神と共に住む至福を慕う」
「また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、
神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から
涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みも
ない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。」(黙示録21の三、4)
名古屋教会でインターンをしていた頃、一人暮らしの年輩の姉妹を訪問した事
があります。彼女からアルバムを見せていただきました。一見して普通のアルバ
ムと違った印象を受けました。本人や家族の写真の間に、週刊誌の表紙のグラビ
アや、新聞の「時の人」の写真など、たくさんの切り抜きが貼ってありました。
そしてその横に、「兄ぼうに似たよその人」と書いてありました。姉妹がお兄さ
んを慕い、その面影を他人の写真の中に発見して、アルバムに納めていたのです。
彼女は毎週熱心に祈祷会に出席し、「イエス様、早く来て下さい」と祈っておら
れました。愛する人と再開したい、いつまでも共にいたい、交わりたい、これは
すべての人たちの切なる願いです。造り主であり、愛の神である主は、だれより
もそれを御存知であるゆえに、死別の悲しみも、孤独な生活もない新しい世界を
約束して下さっています。
神は愛です。神の形にかたどって作られた人間の魂の切なる願いや、必要を全
て知り尽くし、新天地において、それをことごとく満たして下さるお方です。そ
れは「目がまだ見ず、耳がまだ聞かず、人の心に思い浮かびもしなかった」事で
す(1コリント2の9)。その中でも、最も大きな驚きと感動は、神を目のあた
りに見、神と共に生きる事ではないでしょうか。
主よ、「あなたの他にわたしの幸いはない」と真心から証できるまでにあなた
を知り、あなたを慕い求める愛と信仰を増し加えて下さい。
(by 明智信作)