「ソドム滅亡の教訓」


 お元気ですか? 明智信作です。旧約聖書19章には、ソドムの滅亡のことが

記されています。ソドムは、硫黄と火で滅ぼされました。紀元前2000年頃、

今から約4000年前のことです。考古学者は、このソドムの町は、現在死海の

水におおわれている、といっています。考古学者は、死海のほとりに、紀元前2

000年頃の住民が突然消え失せたことを跡づける証拠を発見しています。ソド

ムの滅亡は、歴史的な事実であります。確かにソドムは、天から火と硫黄が降っ

て、瞬く間に滅びたのです。新約聖書、ペテロ第2の手紙には、この世界が火で

滅ぼされる、と予告されています。 ですから、ソドムの滅亡は、世界の終末の

象徴であります。かつて、イスラエルの比較的小さな町で起こったことが、やが

て、今度は全世界を対象に起こる、と聖書は教えています。私たちは、このソド

ムの滅亡から、学ぶ必要があります。  愛の神が、なぜソドムを滅ぼされたの

でしょうか。ソドムはヨルダンの低地にあり、非常に美しい町だったようです。

ソドムは人間が生活するのには、とても快適で、物が豊かで、経済的にもとても

繁栄していたようです。そこに住む人たちについては、創世期13章に、「ソド

ムの人々は悪く、主に対して、はなはだしい罪人であった。」とあります。彼ら

の性的堕落ははなはだしいものがありました。ソドムの人たちは、物質的には富

んでいましたが、神を恐れる心が全くありませんでした。旧約のエゼキエル書1

6章を見ますと、ソドムの人たちは、「高ぶり、食物に飽き、安泰に暮らしてい

たが、彼らは、乏しい者と貧しい者を助けなかった。彼らは高ぶり、わたしの前

に憎むべき事を行ったので、わたしはそれを見た時、彼らを除いた」と記されて

います。この人たちの上に神のさばきが下りました。現代人も、ソドムの人たち

と同じような生き方をしているのではないでしょうか。神の前に、へりくだり、

自己中心の生活を悔い改めて、神と隣人を愛する生活に立ち帰る必要があるので

はないでしょうか。                           

                            (by 明智信作)