「死別の悲しみを乗り越えさせる希望」
お元気ですか?明智信作です。私たちの教会はセブンスデー・アドベンチスト
といいます。アドベンチストとは、キリストの再臨を待ち望むという意味です。
私たちは、ノズトラダムスの予言が言うような、恐怖の大王を恐れつつ待ってい
るのではありません。私たちを愛し、私たちを罪から救うために命まで捨ててく
ださった愛の神、救い主キリストが再びおいでになるのを、待ち望んでいるので
す。この再臨の希望こそ、愛する者に先立たれるときにも、大きな慰めとなるも
のです。今年になって、あいついで信仰の大先輩がおなくなりになりました。そ
の一人は、91歳のYさんです。Yさんは、聖書が大好き、祈りが大好きな人で
した。Yさんの勉強ぶりは本当にすごいものがありました。孫のKさんが、おば
あちゃんの勉強しておられる姿を見て、「おばあちゃん、偉いなあ」と言います
と、「頭が悪いから、なんぼ読んでも忘れる」とおっしゃりながら、なお続けて
学んでおられたそうです。あるとき、Kさんが、「おばあちゃんはどうして教会
に行くの」と尋ねると、「わたしはいいおばあちゃんになりたいんだ」と答えた
そうです。そして、事実、Yさんはすばらしいおばあちゃんでした。Yさんは、
死が眠りであって、やがてキリストの再臨の時には、死ぬことのない体に変えら
れて甦る事を心から信じておられました。その日には、キリストを信じる者達は、
再び会う事ができる、だから、キリストを信じるなら、死は永遠の別れではなく
なる、ということを信じていました。
Yさんが息をひきとる5分前に、孫のKさんが耳元で「おばあちゃん、また会
おうね」と叫んだとき、おばあちゃんは静かにうなずいたそうです。このような
お別れができることはすばらしいですね。愛の神キリストは、愛し合う二人が別
れることのない交わりを実現するために、再臨されるのです。これこそ、死別の
悲しみの中にあって大きな慰めとなる約束です。あなたにもこの大いなる神の約
束に心を留めていただきたいと思います。
(by 明智信作)