「明日の事を思い煩うな」

 お元気ですか、明智信作です。前向きに、積極的に、今日一日を生きるために は、過去にとらわれないだけでなく、先のことを心配しないことが必要です。あ る調査によると、実際に心配したことが起きて、悩みの原因となるのは、わずか 4%だそうです。私も、かつて将来の事で思い煩った事があります。大学3年の 終わり頃、たくさんの会社から、求職案内のパンフレットが毎日のように届いて いました。私は将来どんな仕事についたらよいだろう、今までパチンコにばかり ふけって、まじめに勉強していなかったので、社会でまともにやって行けるだろ うか、肩書きだけで、実力が伴わないために、馬鹿にされるのではないだろうか、 などといろいろ思い煩い、悩みました。その頃、下宿のおばさんが、「

「明日の事を思い煩うな、明日のことは、明日自身が思い煩うであろう、一日の  苦労は、その日一日だけで十分である」

という言葉が聖書にあるんですよ、私はこのことばで慰められてきたんですよ」 と話して下さったのです。その後まもなく教会に行くようになり、クリスチャン となり、今は牧師をさせていただいています。当時のわたしの心にはみじんも考 えられない人生を歩んでいます。さらに、聖書は、先の事を心配しないでよい理 由を教えてくれています。新約聖書のペテロ第一、5の7に

「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、  いっさい神にゆだねるがよい」

とあります。私達に命を与え、生かして下さる神は、私達を愛し、いつも心に留 めていて下さるから、私達は、心配しなくてよいというのです。また次のような 約束もあります。

「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈りと願いとを  ささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい、そうすれば、人  知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いと  を、キリスト・イエスにあって守るであろう。」

祈りは私達を思い煩いから救ってくれます。こうして、私達は今日を明るく前向 きに生きる事ができるのです。                              (by 明智信作)