「33年かけて達成した偉業」

 お元気ですか、明智信作です。新約聖書に

「すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべてほまれあ ること、また徳といわれるもの、賞賛に値するものがあれば、それらのものを 心に留めなさい」

とあります。気をつけていれば、私達の回りには、学ぶべきものがたくさんあり ます。
 先日、新聞でプロ野球のパリーグ審判員、寺本勇さんのことを読みました。寺 本審判員は、数年前の5月30日のダイエーー西武戦で3272試合出場のパ・ リーグ記録を更新し、さらに記録を伸ばしています。33年かけて達成した偉大 な業績だそうです。この記事を読んで、寺本審判員の仕事に打ち込む情熱と、努 力に敬服しました。寺本さんは、「体力が肝心」と、シーズンオフには週3、4 回もスポーツジムに通い、水泳やウエートトレーニングで汗を流すことを欠かし ません。60才前後になりますが視力も1.5を維持しています。
 試合中はボールに全神経を集中させるそうです。走者が一塁にいれば、「併殺 打になりそうなら、どの位置に立つか、悪送球ならどうするか。将棋の棋士が先 の手を読むのと同じで、常に先のプレーを考えているそうです。何気なくみてい る者にはわからない努力がなされていることを、初めて知りました。
 寺本さん曰く「日本のプロ野球は投げて打つ、という力と力のぶつかり合いか ら複雑なものに変わってきた。でも反省、反省を繰り返す審判の毎日は変わりま せんね」
 33年間も審判を続けてきたベテラン審判員が、なおも反省を繰り返しながら、 より練達した審判員をめざしている姿には、頭が下がります。このような努力が あってこそ、今日の偉大な結果が生まれたといえます。
私達も医者であれ、学者であれ、会社の営業マンであれ、また主婦であれ、そ れぞれの立場で、より練達した働き人にならせていただきたいものです。
                             (by 明智信作)