「めだかと蛙」
お元気ですか、明智信作です。ある本に、一つのたとえ話が紹介されていまし
た。ある時、二匹のめだかが、水の中を気持ち良くスイスイと泳いでいました。
そこに、かえるが一匹ドブンと飛び込んで来ました。かえるがきょろきょろ見て
いると、その前をめだかがスーと通りかかりました。その時かえるが、「おい、
ちょっとおまち」と言ってめだかを止めました。めだかはびっくりして、「何で
すか」と言いました。かえるはまた言いました。「おい君達、君達は水がなかっ
たら生きることができないんだぞ。」「え!水がないと生きることができない。
水とはいったい何ですか」とびっくりして言いました。めだかは、水の中に住ん
でいて、水がわからなかったのです。
蛙は、「水がわからないの。うちに帰ってお父さんに聞いてごらん。教えてく
れるよ」と言いました。めだかはうちに帰って、「お父ちゃん、今日は大変なこ
と聞いたよ。僕たちは、水がなかったら生きることができないんだって。お父ち
ゃん、水とはいったい何?」と聞きました。するとお父さんは腕を組んで、「水
とはいったい何だろうか」と言いました。お父さんにもわからなかったのです。
今、読者の皆さんにこんなこと言ったらどうでしょう。「あなたは、神がいな
かったら生きることができなんいんですよ。」ある人は「神とはいったいどなた
ですか」と言うかも知れません。聖書は、こう言っています。
「神はわれわれひとりびとりから遠く離れておいでになるのではない。われわれ
は神のうちに生き、動き、存在しているのである。」
そして、
「人々が熱心に追い求めて捜しさえすれば、神を見いだせるようにして下さった」
とも書いてあります。旧約聖書にも
「もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、わたしはあなたがたに会
うと主は言われる」
とあります。私たちの人生を本当に心豊かに送るために、私たちも真剣に神を尋
ね求めたいものです。
(by 明智信作)