「言葉の力」
お元気ですか? 明智信作です。アメリカに留学していた時、英語が流暢に話せ
なくて、不自由しました。言いたい事が言えなくてもどかしく感じる事がよくあ
りました。しかし、英語が流暢でない事が、かえって幸いなこともあるのだ、と
いうことにも気がつきました。それは、流暢に言えないから、余計なことも言い
いません。どうしても伝えなければならない大切な事や、人のために祝福となる
ことしか口にしません。口がすべる、ということは間違ってもしませんから、言
葉で失敗したりすることはありません。かえって幸いなんだ、と思いました。こ
れは負け惜しみではなく、本当にそうだと実感しています。しかし、日本に帰る
と状況は全く変わってしまいます。言葉を自由に駆使できる、ということがどん
なに嬉しく、またすばらしいことであるか、ということを実感していますが、同
時に、危険もあると思います。どんなふうにも表現できる、と言う事は、また、
言わなくても良い事を、考えもしないでしゃべるという失敗もあるということで
す。言葉のもつ影響力の大きさについて、聖書には、このように教えています。
旧約聖書の箴言18:21に、
「死と生とは舌に支配される、これを愛する者はその実を食べる」
人を生かすも、殺すもことば次第である、ということです。さらに、人を殺す言
葉を語る者は、また自分の語る言葉によって、自分自身が品性に悪い影響を受け
るし、また人を生かすことばを語る者は、自分の語る言葉で、その人自身も祝福
を受ける、いうことをこのみことばは教えてくれています。あなたは、日常生活
の中で、どんなことばを使っているでしょうか。挨拶のことばから始まって、
「ありがとう」「ごめんなさい」「すみません」さらに、時にかなった励ましの
ことばや、慰めと希望を与えるような言葉を語ることができるようになりたいも
のです。そのためにも、相手の幸福を願う真実の愛と、深い思いやり、知恵と機
転を与えてくださるように、神に祈り求めたいものです。
(by 明智信作)