「言葉の力」その2
お元気ですか? 明智信作です。新約聖書の中で、イエス・キリストは「おお
よそ心からあふれることを口が語るものである」と言われました。確かに、心に
思っている事を、私達は口にします。魚釣りの好きな人は、そのことばかり考え
ていますから、口を開けば、魚釣りのことを話題にします。また、誰かを好きだ
と思うと、「好きです」と表現します。このような場合、言葉は心の思いを表現
する手段となっています。ところが、言葉には、別の働きもあります。好きだと
思うから「好きです」と表現するのですが、一方「好きだ」と表現する事によっ
て「好き」という感情がさらに強められる、ということもある、ということです。
アメリカの敬虔なクリスチャン指導者であったエレン・ホワイトが、こんなこと
を書いています。「口に出すときに思想や感情が助長され、強められるのは自然
の法則である。言葉は思想を表現するが、同時に思想は言葉によって動かされる
ことも事実である」 すなわち、言葉は、私達の心、思想、感情、さらには品性
に大きな影響を与えるというのです。それでは、この真理を生活の中で、プラス
の方向に生かしていくにはどうすればよいでしょうか。先ほど引用した文章のあ
とには、次のように書かれています。「従って、もっとわたしたちが信仰を言い
表し、自分に自覚している祝福、即ち神の大きな愛とあわれみと愛をもっと楽し
むならば信仰は増大し、より大きな喜びを感ずるはずである。・・・だからこの
比類のない神の愛のゆえに彼をほめたたえるように自分の心とくちびるを教育し、
魂が希望にあふれ、カルバリーの十字架から輝く光の中に居ることができるよう
に教育しよう。」わたしたちが、「信じます」「愛します」「私を愛し、生かし
てくださり感謝します」と声に出して言う事、さらに具体的に、健康が与えられ
ていること、大切な夫や妻、子どもを恵まれている事、必要が満たされている事
などを、感謝していく時、信仰が増し加わる、というのです。あなたも今から、
ためしてみませんか。
(by 明智信作)